シェ・アガタについて
- オーナー シェフ パティシエ
羽賀田 悟 - いつの時代にも愛されるお菓子を作り続けます。
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宇治三室戸に開業し、おかげさまで23周年を迎えます。
長年培ってきた経験を生かし、心のこもった丁寧な菓子作りをすることを何よりも大切にして、日々精進して参ります。
1955年 京都府舞鶴市出身
地元の高校を卒業後大阪へ。
ホテルプラザ安井寿一氏に師事。
松山全日空ホテル、その後博多・熊本などで経験を積んだ後、都ホテル大阪 ( 現シェラトン都ホテル大阪 ) 開業時にスーシェフとして大阪へ。
大津プリンスホテル開業時にシェフパティシエとして就任。
2000年 シェ・アガタ開業 現在に至る。
- パティシエ―ル
羽賀田 このみ - 宇治の抹茶を活かして、
末永く美味しいお菓子を作ります。 -
地元のお客様の協力のもと作り上げた挽きたて抹茶の贅沢テリーヌは私のスペシャリテです。余分な飾りなどついていないシンプルで力のあるお菓子に憧れを感じます。何度食べても飽きない、それでいてどこにもない味を探して、精進いたします。
京都生まれ。
大阪芸術大学卒業後、辻製菓専門学校へ。
開業間もない、都ホテル大阪(現シェラトン都ホテル大阪へ)
小川徹朗氏、南船場エプバンタイユ 山田精三氏 両氏に師事
長男出産を機に引退し、子育てに専念。その後グランヴィア京都へ復帰。
2000年 夫と共に、シェ・アガタ開業 現在に至る。
変わったことは何一つしていない。
それでいてどこにもない味わい。
【挽きたて抹茶の贅沢テリーヌ】はとてもシンプルなスイーツです。バター、ホワイトチョコレート、抹茶、砂糖、卵、小麦粉のみ。材料もシンプルですが、作り方もとてもシンプル。バターとホワイトチョコレートを溶かしたところに抹茶、小麦粉、卵を入れ、メレンゲと合せて焼き上げます。
工程はシンプルですが、焼き上がりを型から出した時の結果がすべて。
焼き上がってから、付け足したり修正したりすることはできないので、何本作っても緊張する一瞬です。
絶妙な味わいだからこそ、
同じように作り続けること
オーブンで焼き上げるタイミングも、季節やその日の天候によって変わるため、一瞬も気が抜けない作業になります。
こうして焼き上がったものを粗熱がとれるまで常温で冷まし、その後冷蔵庫でじっくり寝かせてやっとお目見え。シンプルだけどとても手間のが【挽きたて抹茶の贅沢テリーヌ】なのです。
ご注文を多数いただいた時には、「もっと一度にたくさん作ったらいいのに」というお声を頂戴します。長い間お待たせしてしまうことは心苦しい限りです。
品質を落とすことなく、お待たせせずにお届けしたいと思っておりますが、残念ながら今のところは他の方法は見つかっておりません。
一生懸命お応えしているつもりでも、まだまだ至らない部分ばかりです。お客様からの様々なお言葉は、私たちにとって新しい発見であり、喜びです。【挽きたて抹茶の贅沢テリーヌ】を気に入ってくださっているお客様の期待を裏切ることがないよう、日々精進して参ります。
2000年10月「ここでしか味わえない
パンとケーキのお店」を目指して
大津プリンスホテル開業時にシェフパティシエとして就任するために京都へ引っ越してきて以来、ずっと温めてきた夢を、ここ宇治で実現させることができました。
お菓子屋さんらしからぬ外観だったためか、オープン時はご近所の方から「お花屋さんができた」と勘違いされつつ、多くの方々から暖かい応援をいただいて幸せなスタートとなりました。
開業当初はお店の向かいに高校があり、イギリス人教師のリクエストから生まれたサンドイッチがちょっとした名物になったことは、パン屋さんとしての営業をやめている今となっては懐かしい思い出です。
開業1年目は日々こなしていくことで精一杯で、あっという間に過ぎてしいきました。2年目も学校向けに卸の仕事を始めたこともあり、ただただ時間に追われて何も考えられないまま、また1年・・・
当時はシェフが丁寧に作るパンの味を気に入って通ってくださるお客様が多く、とりわけフランスパンは予約で埋まってしまうこともあるほど人気でした。
しかし、一番たくさんご来店いただける時間帯にタイミングよく商品を揃えておくためには、設備の面でも人員の面でも限界があり、売上が伸び悩んでいました。
こだわりぬいた抹茶スイーツを作りたい
不安を感じて新たな可能性を探り始めた頃、旅行関連雑誌の取材の話をいただきました。
「ぜひとも宇治らしいものを紹介したい」と思い、お蔵入りしていた「抹茶のスイーツ」づくりに着手しました。
「今度こそ絶対に形にする」という思いが固まり、勢いがつくと面白いことに、長年悩んでいた原材料のお抹茶についても解決し、今お世話になっているお茶園の方にも出逢うことができました。
こうして「抹茶のテリーヌ」は形となり、雑誌にも無事に掲載していただくことができました。この当時の「抹茶のテリーヌ」は、今と違って丸いケーキ型をしていました。型から抜くときにひっくり返して出すことになるのですが丸い型から抜くと底がまっすぐにならず困っていました。
たまたま余った生地をパウンドケーキの型に流し込んで焼いてみたところ、なんと無事成功。こうして現在ののような形に落ち着きましたが「緑色の塊」このお菓子には、まだ名前もありませんでした。
抹茶を使っているので、また地元だから「宇治○○」がいいかな・・・
常連のお客様、お取引先の業者さん、お世話になっているお茶屋さんと、いろんな方に伺っているうちに、ふとある方から
「形が似ているからテリーヌでいいんじゃない。」
そんな一言から「抹茶のテリーヌ」という名前が生まれました。
発売当初は、フランス料理の前菜じゃないの?お菓子にテリーヌなんてとか、そもそもテリーヌって何?という質問に答え続ける日々でしたが、おかげさまで発売から20年、最近ではこうした質問を受けることもほとんどなくなり「緑色の塊」も一定の市民権を得たように感じ嬉しく思っております。
形にできたとはいえ、原型ができただけというような状態でしたので、当時来店してくださるお客様に試食をお願いしては、感想を伺っていました。
今思えば非常識でお恥ずかしい話ですが、見た目も華やかではない、これまで見たこともないような「抹茶のテリーヌ」が、どう感じてもらえるのかが知りたくて、夢中になって試食を勧める毎日でした。
お客様のおかげで
今の「挽きたて抹茶の贅沢テリーヌ」へ
宇治は生活の中にお抹茶が浸透し、そのため確かな感覚をお持ちの方がたくさんいらっしゃる土地柄です。試食してくださったお客様にいただいた的確なご意見や感想を参考に改良し、また試食していただくことを繰り返すこと幾たび。そうして少
しずつ磨かれた結果が、【挽きたて抹茶の贅沢テリーヌ】なのです。
考案したのはシェ・アガタですが、作り上げるのに力を貸してくださったのも、いろいろな所でご紹介してくださったのも、すべてお客様の力をお借りしてこそ。
【挽きたて抹茶の贅沢テリーヌ】は、地元宇治に育てられたスイーツなのです。
応援してくださるお客様に
恩返ししていくために、私たちができること
リピーターとしてお付き合いを頂いているお客様、メディアの取材、ブログ、SNS等でのご紹介により、たくさんのご注文、応援を頂き誠に有難うございます。
家族経営の小さな店で、販売している商品は(ジャム等を除き)すべて当店でお作りしているためたくさんご用意することができず、お待たせしてしまう事がございますが業務の改善に取り組み、より良い商品をお届けできるよう日々精進して参ります。
「お茶ってすごい!まだまだ知らない魅力がたくさんあるんだ!」と思ってもらえるために、お茶屋さんとは違った目線で取り組んでいくことがわたしたちのライフワークです。
シェ・アガタ
〒611-0013 京都府宇治市菟道谷下り 44-11
TEL/FAX:0774-20-6025
お車でご来店いただきましたお客様へ
シェ・アガタからのお願い
毎度シェ・アガタにご来店いただき、誠にありがとうございます。
当店周辺の道路事情につきまして、平日は比較的ゆったりしておりますが、
週末やイベント等の時期などご来店のお客様が重なりますと、
一時的な混雑により歩道をご通行中の皆様や近隣の方々にもご迷惑をお掛けすることになるため、
すこし離れておりますが、京都中央信用金庫様の横側、京阪三室戸駅付近にも2か所のコインパーキングがございますので
こちらをご利用いただければ幸いです。
周辺のパーキングのチケットを店頭でご提示いただきましたら
2,000円以上のお買い上げの場合は、お買い上げ金額から駐車場ご利用料金の一部として100円を割引させて頂きますので
精算時にお申し出くださいませ。
- 公共の交通機関をご利用の方
- 京阪宇治線 三室戸駅下車 東へ徒歩 3 分
- 三室戸駅の改札を出られましたら東へ、緩やかな坂を上がって頂き
JR 宇治線の踏切を越えた角に白い建物の京都銀行三室戸支店がございます。
その角を左に曲がりますと、緑と白のストライプのテントが見えて参ります。
一軒家の小さな店が当店です。
- 店舗情報
- 定休日:水・木
営業時間:10:00 ~ 17:00
TEL/FAX:0774-20-6025 - ※但し、ご予約品のお引き渡しは、この限りではございません。
詳しくはスタッフまでお尋ねくださいませ。